
ADHD・ASD長男
グレーゾーン長女
年子兄妹2児の母♪
こぶたむしママ(@kobutamushi_mama)です。



発達障害児の子育てに奮闘しつつ、
同じように悩む発達っ子ママさんの
お役に立てるようなブログ運営を目指しています◎
ドキドキの入学式が終わり、ウキウキ登校する子もいれば、学校イヤだと登校をしぶる子もいるのが現実ですよね。
毎日ママさんたちおつかれさまです。
例にもれず、長男も「学校なんか行きたくない!」と朝から泣き叫んで大あばれしました^^;
まだ3日目なのに・・・。
「なんで学校に行きたくないのか」
「スムーズに行かせる方法はないか」
「イヤなら行かせない!はありなのか」
ADHD・ASD長男の場合の体験談と解決策についてまとめてみたいと思います。
- 保育園などの集団の場は経験済み
- 場にそぐわない行動はする
- 基本的にコミュニケーションだいすき
- 読み書き絵本だいすきで学校も意欲的
- 新入学の登校しぶりの体験談を知りたい人
- 学校行きたくない!のうけとめ方を知りたい人
- 発達っ子の登校しぶりの対応策で悩んでいる人
学校行きたくない!の理由を知る


いきなり子供に「学校行きたくない!」なんて言われたら、ママはショックですよね。
少なくともわたしはショックでした。
支援級で手厚いフォローがあるのに?
個別でクールダウンする機会も用意してもらえるのに?
授業もゆったり進むのに?
最大限のフォロー体制が整った中の登校なのに、これ以上何を求めてるの・・・?
正直そう感じました。
じゃあ学校に行きたくない本人は、どう考えているのか。
長男をみて感じたことを3つあげてみました。
環境の変化が不安
今まで通っていた保育園を卒園して、今まで遊んでいたお友達や先生が誰もいない環境へ進むことになった長男。
何度か見学に行き、支援級の先生と面識があったとはいえ全く違う環境で過ごすことになります。
大人ですら新しい環境に身を置くというのは緊張するものですよね^^;
- 朝の起きる時間も違う
- 出発する時間も違う
- 保育園は車で行ってたのに学校は徒歩で行く
- どの先生なら心を許して甘えられるか分からない
- 支援級とはいえ先生のフォローも減る
大人にとっても負担に感じるようなことを7歳の子供が経験するのはなかなかハードモードですよね。
数日頑張るだけで今までにない疲労感がおそってくるんだろうな・・・
発達っ子あるあるだけど上手く息抜きも出来なくて休まらないだろうな・・・
と想像します。
見通しの立たない状況が不安
保育園では6年間通っていたため、その日のスケジュールや毎日のルーティン的な活動が身についていたため大方見通しを持って活動することができていました。
小学校に入学し環境が変わったことで、また新しい過ごし方やルールを学んでいくことになりますよね。
それによって、
- 次は何をするんだろう?
- どんな先生が来るんだろう?
- 授業はいつ終わるんだろう?
- 給食は何が出るんだろう?
- トイレはいついけるんだろう?
などなど、1つ1つのことに対して見通しも持ちにくく、精神的に負担になってくるだろうなと感じます。
求められるものが増えて負担
良くないと分かってはいつつも、無意識のうちに
「1年生なんだから」
「小学生なんだから」
などと声をかけてしまったりしませんか?
好きで1年生になったわけでも小学生になったわけでもないのに・・・
いちいちプレッシャーをかけられるとしんどくなる子も一定数いると思います。
(もちろんモチベーションアップして頑張れちゃう子もいるけど♪)
つい頑張ってほしくて。
つい背中を押したくなってしまって。
悪気なく言ってしまった言葉が重りになっちゃうこともあるよね・・・と思っています。
なんだかんだ、まだ7年しか生きていない子に対して何をそんなに求めているんだ・・・!
甘えたいにきまってるじゃないか・・・!
発達っ子ならなおさら周りの空気感をビンビン感じてしんどくなっている場合もあるんですよね。
長女気質の私は「頑張れ!」という言葉で奮い立たせられる子ではあったけど、「辛い」が言えなくてバーンアウトしてしまった経験もあるし・・・
肩書などで勝手にできること・やるべきことを決めつけずに、本人がどう感じるのかはよく見極めていかないとなと考えさせられました。
イヤなら行かない!はありなの?


じゃあ結局「イヤなら行かない!」はありなのか?
結論で言うと「親のスタンス次第」になるんじゃないかなと考えています。
行きたくないのに無理やり行くのって、大人のわたしでもイヤだなって思います。
誰だってあるよね?
「なんかダルいから仕事休みたい」とか
「苦手な人に会いたくないわ」とか
「ゴロゴロしてYouTube観ていたい」とか
そんなこと一切ありません!なんて人はいないし、なんなら毎日思うのが本音ではある(笑)
だからといって、責任ある社会人のわたしは実行しないし、あなたも実行しないと思います。
あくまでも思うだけで。
判断力のある大人であれば、ズル休みした場合のメリットとデメリットの判断ができます。
なんなら、ズル休みなのか、リフレッシュ休暇なのかの線引きもできます。
じゃあ発達っ子たちは?
というわけで、発達っ子に特化しての気になる点2つをあげてみます。
ワガママを言えば休めるという誤学習につながる可能性
発達っ子全員に当てはまるわけではないですが・・・
「文句を言ってあばれれば、やりたくないことはやらなくていいんだ」と誤った方向に解釈してしまうパターンがあります。
リフレッシュ休暇を与えたつもりが、ズル休みOKという誤学習につながる可能性もあるということ。
つまり、1度ワガママを許すことで、
- 「あのときは休めたのに、今回はなんで休めないの?」と思う。
- 「もっと強くわがままを言えば休めるかも」と考える。
- 前回よりも強く主張する。
- どんどん主張が強くなり手に負えなくなってしまう。
という悪循環になりやすいと考えています。
発達っ子の中には、間違った成功体験を作ってしまって、不適切な行動が止められなくなるということもあります。
(今回でいうと、ワガママを言ってあばれれば学校は休める)
定型っ子であったり、状況の判断が正しくできる子であれば、子どもと話し合いをしてリフレッシュ休暇を作ることは悪くないと思うんです。
ただ、子どもの思うままに休ませるのは、発達っ子にとってはリスクの高い行為かなと感じています。
ルーティンが崩れることによる不安感が増える可能性
ASDの特性かな?とわたしは思うのですが、ルーティンが崩れると本当に調子がよくないなと感じます^^;
先の見通しがあり、1つ1つタスクにチェックが入っていくことに安心感・安定感を感じるタイプの子が、突発的にお休みをしてしまうと気持ちが不安定になるなと感じています。
長男の場合、急に予定が変わったり、毎日そばにいる人がいないとき、とっても不安定でネガティブになります(笑)
- そわそわして落ち着かない
- 次にやることがわからなくなる
- 指しゃぶり・爪をかんでしまう
- 物を散らかす
のように、普段であればしないようなことを始めるんですよね・・・^^;
明らかな体調不良であれば休ませます。
だけど、一時の感情による「学校に行きたくない!(大声であばれる)」には、応じないようにしています。
親のスタンスは崩さないのが良さそう
学校に毎日通うことがすべてではないですし、
- ホームスクーリングで発達っ子のペースで学ぶのが合う子
- 放課後ディですごすのが合う子
- フリースクールが合う子
- 1日おきに登校するのが合う子
色々なパターンがあると思うんです。
どんな環境であれ、どんな学びの方法であれ、発達っ子本人と家族が納得して選んだものであれば全部正解です◎


発達っ子ママがしてはいけないことって、対応や言動が二転三転して一貫性がないことだと考えています。
試行錯誤しながら関わってくれるママの、やることや言うことがコロコロ変わったら・・・
感覚に敏感な発達っ子はどう感じるでしょうか。
うまく指示が通らないと感じるような子でも、適した行動につながらなくても、実はちゃんとママの声は届いていると思うんですよね。
発達っ子の特性や性格、学校への思い、いろいろな方向から検討して決めておくのが良いでしょう^^
まとめ
いかがでしたか?
カワイイわが子に無理をさせたくないのが親心ですが・・・
- ワガママをそのまま聞いて休ませるのはNG!
- 休むことによるメリット・デメリットの検討をしておく
- 学校についての認識を親子で合わせておく
ことは大切です^^
その中で、普段の体調を把握して体調不良時は無理をさせないということを意識しておくだけで、子どもにふりまわされずに対応できるのではないでしょうか。
わが家の場合の体験談よりの内容のため、「うちには合わないよ!」という方もいると思いますので、ぜひコメントに対応策などを残していってくださいね^^
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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